こんにちは!
最近のLEDは電球だけじゃなく、丸管や直管タイプも多数販売してます。
ですが、交換する本体のタイプがよく分からない為、交換のLEDが選べない方も多数。
今回は最も交換が多いと思われる、40形の直管蛍光灯を中心に使えるLED直管の見分け方について書いていきます。
それではどうぞ。
器具本体がどのタイプなのか。簡単な見分け方。
直管蛍光灯の器具は大きく分けて3つ。
グロースターター式
・蛍光灯の品番が「FL40」で始まる。
・点灯管が付いている。
この2つが大きな特徴。
昔からある比較的多い形式。点灯管がチカチカ点滅してから灯りがつく。
メーカーでの生産は終わっているので、だんだんと少なくなってきている。が、未だに使っている所は多い。
ラピッドスターター式
・蛍光灯の品番が「FLR40」で始まる。
・点灯管が無い。
・ラピッド式、ラピッドスターター式と表記がある場合が多い。
こちらも未だに使われている方が多い。グロースターター式よりも素早く灯りがつく。
インバーター式
・グロースターター式、ラピッドスターター式以外は全てインバーター式。
・電子式、電子スターター式と書かれていることもある。
厳密に分けると、
・「FL40」専用インバーター式
・「FLR40」専用インバーター式
・「FHF32」(Hfランプ)専用インバーター式
・ランプフリーインバーター式(全ての直管蛍光灯が使える!)
の4つに分かれる。
交換用のLED直管を選ぶときに注意すること!
ここが本記事のメインになるわけだが、
「FL40」「FLR40」の直管がついていたからといって、必ずしもグロー式やラピッド式ではないということ。インバーター式の可能性もあるということ。
一般的に、グロースターター式とラピッドスターター式の交換用LED直管より、インバーター式にも使える全ランプ対応型LED直管の方が、値段が2倍くらいする。
なので、消費者としてはなるべく安く済む商品を買ってしまうのだが、結局本体が間違っていれば点灯しないし、下手すりゃ本体自体の安定期が壊れてしまう。
自分の本体にあったLED直管ランプを購入することが大切です。
グロースターター式とFLランプ専用インバーター式の見分け方
持ってきたランが「FL40」だった場合のグローかインバーターかの見分け方。
これは比較的ハッキリしている。点灯管があるかないか。
点灯管があれば、グロースターター式。
点灯管がないのに、「FL40」のランプがついていれば、FLランプ専用インバーター式。
分かりやすい。
ラピッドスターター式とFLRランプ専用インバーター式の見分け方
持ってきたランプが「FLR40」だった場合。
見分けるのが一番難しい組み合わせ。
一番はっきりさせることが出来るのは、表記を見る事。
ラピッドスターター式と書かれているか、電子式と書かれているか、まず確認する。
全く表記されていない場合は、重さを見る。ラピッドスタータ―式の方が明らかに重い(2~3kgくらい)。インバーター式は総じて軽い(約0.4kg)。
あとは、ラピッドスターター式は周波数が低いので、写真を撮った画像が縞模様に見える(カメラの仕様では見えないこともあり…)。インバーター式は高周波なので肉眼と同じ、キレイに見える。
それでも、わからないなら安定器が銅鉄式かどうか確認する。
参照:直管40形蛍光灯器具の見分け方
https://www.elecom.co.jp/support/manual/eleshining/led/LED-GR4010N10H_miwakekata.pdf
直管LEDを交換する時のランプの選び方 まとめ
・直管LEDには、グロースターター式、ラピッドスターター式、インバーター式(全対応式)の3つのタイプがある。
・インバーター式にグロースターター式、ラピッドスターター式の直管LEDを交換してしまうと、点灯しないばかりか、安定器が壊れる原因になるので注意!
・まずは本体の表記を確認、点灯管の有無、携帯の写真映り、安定器の種類などで、合うLED直管を選ぼう!
いかがでしたでしょうか?
この手の質問が多かったので、直管ランプ本体の見分け方を書いてみました。
電気代を安くするのに、高い直管LEDを買うのはどうなの?って感じになるかもしれませんが、間違ったランプをつけて本体を壊してしまったら本末転倒。
キチンと合う直管LEDを選んで、電気代をお得にしましょう!
それではまた!
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