【スイッチ】「本体が高温になりすぎたためスリープします。」が連続で起こったので解体掃除してみた。

Nintendo Switch
スポンサーリンク

こんにちは!

今回は購入して3年目?になる我が家のニンテンドーSwitchの調子がいよいよやばくなってきたお話。

夏休みに入ってからというもの、2人の小学生のゲーム起動に朝から晩まで付き合わされていれば調子も悪くなるというもの。

その現象が、

「本体が高温になりすぎたためスリープします。」

といって、強制的に画面落ちするというもの。

【Switch】遊んでいると「本体が高温になりすぎたためスリープします」というメッセージが表示されました。

最近はAPEXにハマっているということもあり、オンライン対戦中に落ちて子供が発狂するということがしばしば…

解決するには、本体を冷やすファンや空気の通る通風口の掃除やファンの調整が必要らしい。

どちらもお金をかけずに修理することが出来ます。(解体してしまうと保証の対象外になるのでそれだけは注意!)

というわけで、根本の原因を解決するべくSwitch解体してみた。

それではどうぞ。

Switchを解体するのに必要な道具

解体方法としては背面や横のネジを外していくだけなんだけど、それには専用のY型ドライバーが必要です。

これは以前にジョイスティック用の修理キットを買った中に同梱されていたんだけど、ホームセンターとかでも単品で売ってます。

これと、+の精密ドライバーがあれば解体可能です。

Switchを解体して汚れやほこりを取り除く

てなわけで、さっそく背面を取り外していきましょう。

背面の隅、4ヵ所のネジをY型ドライバーで外していきます。

Y型なんですよねー。簡単に外せないようになってます。

解体するときは自己責任で。怖いなーって人は修理保証期間だったら修理に出す手もあり。

解体せずに単純に掃除機で外側からほこりを吸い出してもオッケー。

ただ根本的にファンが原因の時はこれでは治せません(^_^;)

上面の中心にも一つ。

下には2つ。

左右の中心に一つ。残りのネジは外さなくても背面は外れます。

これは間違って3本外しちゃった図w真ん中だけでOK。

SDカード差込口にもあります。SDカードを一旦抜かないと外せません(;^_^A

背面カバーをオープン!…ほこりがやばいですね。

ティッシュとかで良いので、キレイにしてあげましょう。細かい所は乾いた歯ブラシとかで軽くなでてあげればよく取れます。

…くれぐれも水でぬらしたりしないでくださいね!修理で開けたのに壊していては意味ないですから…

うーん…汚いw排気口だけ掃除しても良いのですが、今回はさらに奥も掃除していきます。

アルミの保護板も取り外していきます。左上1つ、左下2つ、右上1つ、右下2つ、そして分かりにくい中央に1つ。

全部外したかなーと思って少し板を上げてみます。外せないときはどこかネジの外しモレがある感じです。

くれぐれも無理な力を加えて破損させないようにしてください。

アルミの保護板とSDカード差込口を取り外した図。

SDカード部分は黒の粘着スポンジをはがして、基盤がくっついている部分を上に上げれば外せます。

ピンセットや細かいドライバーを隙間に入れて上に上げる感じです。

ハメる時も図の位置に合わせたら、上から少し力を入れてパチって音がしてハマったらOK。

次にヒートシンク(画面の銅色をしている部分)を外していきます。

下3本のネジを外します。

スポンジテープが貼ってありますが、ここはそんなにキレイにはがさなくても良いです。自分はベリっとやっちゃいましたw

バカっと外れます。ここが風を取り入れる所ですね。ほこりがヤバいです。

掃除機やエアーダスター(自分は息を吹きかけて取りましたw)、歯ブラシを駆使してキレイにしましょう。

ファンを外して中のベアリングが回る様にする

で、掃除だけでは完全ではないので、今度はファンを取り外して確認していきます。

ファンを外すには3本のネジを外さなくてはいけないのですが、ファンの左側のネジが基盤の下に隠れているので、基盤を外さなくてはいけません…

ですので、ゲームカード差込口基盤を外します。

左上1つ、下に1つ、右上2つですね。ファンと基盤の間にある接続部分は先ほどのSDカードのところと同じように上に上げてあげれば外れます。

後で戻すときにここを付けるのを忘れないようにしてください。

ファン取り外した図。ホコリがへばりついてますね…

中を見るために、金属の被せを外します。

プラスチック部分をカッターで削り落とすことで外せる様になります。

手を怪我しないように、カッターは外側を向けて作業しましょう。

金属被せを外しました。ここもやっぱりホコリだらけ。

やはり歯ブラシなどで掃除していきます。

ファンはつまんで上にあげれば簡単に取れます。

そして問題なのはこの部分。ファンの軸をスムーズに回す役割のベアリング部分ですね。

分かりますかねーこの中心の樹脂部分が溶けてカブさってる感じ。

本来は真ん中の金属ベアリングがキレイに見えてるはずなのに、熱で溶けて固まってしまったためにファンの回りを妨害してるんですね。

てか、熱で溶けるような素材使うなよ…やっぱり見えない所がコストカットされてるって事ですね。

このハミでた樹脂をカッターで削って行きます。

キレイに円状に削って中の金属リングを取り外した状態。

ここに金属が摩耗しないようにグリースを塗ります。

今回はグリースなかったので、前回ジョイコンに使った接点復活剤を注入。

プラスチックにも使えるので大丈夫だと思いますw(ホントはグリースの方が無難ですw)

ファンの軸にもシュッとね。

余分な油はティッシュで拭き取ります。

歯ブラシでホコリをキレイに落としました。

セッティング!新品みたいになりましたね!

後は解体した手順をそのまま戻って組み立てたらおわり!

ネジだけは無くさないように、解体の時に順番通りに分けて保存しておくのが、スムーズに組み立てるコツですね!

さっそくAPEXを起動!

データの読み込みもいつも通りで安心しましたw

3日ほど子供に酷使してもらいましたが、この調整をしてからは一度も高温スリープにはなってないです!

「ホコリを掃除したのに全然高音スリープが治らない…」

って人は一度ファンの部分まで解体して、溶けた樹脂が回転を邪魔してないか確認した方がいいと思います。

とは言っても、ファンも消耗品なので、軸がすり減ってガタついて来た時は素直に新品を交換しましょう。

以上、スイッチが「高音になりすぎたため、スリープします。」が出て困った時の対処法(応急修理)でした!

それではまた!

コメント

タイトルとURLをコピーしました