網戸張り替えのコツをまとめてみた。10年張り替えてたどり着いたシンプルな方法。

家庭のDIY
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こんにちは!

なんかあんまり仕事の事は書きたくないんだけど、また最近網戸の張り替えのコツをつかんだ気がするので、忘れないうちに共有してみる。

この記事のやり方は余分な道具を勧めないやり方なので、商売にはならないんだけど(笑)、自分で完璧に張り替えた充実感を皆さんにも味わって欲しいので、是非最後まで読んで挑戦してもらえると嬉しいです。

それではどうぞ。

網戸の張り替えの基本的な考え方とポイント

網戸の張り替えはぶっちゃけてしまうと、枚数を重ねれば重ねるほどうまくなります。

しかしながら、理屈を知っているかどうかで、上達のスピードは違ってくるのは間違いないです。

自分が長年の張り替えでつかんだコツをご紹介したいと思います。

網戸は常に直角を意識して張る

替え網には目があり、その目に合わせて直角に張っていくことが大切です。

これが出来るかできないが全てだとも言えます。

最初にゴムを入れ込む時、一番目の角、二番目の角、三番目の角…ゴムを入れ込んでいる時は常に網の目を枠に対して直角になるよう意識して下さい。

ゴムを入れ込む時は網目の自然な入れ込みにまかせる

日本語が分かりにくいと思いますが…

要は、ゴムを入れるとき

『網を引っ張りすぎてもいけないし、網を自由にさせ過ぎてもいけない』ということ。

ゴムを入れれば、網目に対して自然に真っすぐになるようにはなっているのですが、そのバランスを保つのが意外と繊細なんです。

引っ張りすぎると、自然な入れ込みにならずズレてしまい、放置しすぎると明後日の方向(斜め方向)に網がズレてしまいます。

後々の張り替えで細かい所は説明します。

力が弱い人と力が強い人では張り方が変わってくる

後でローラーの使い方を説明しますが、基本的に力が強い人の方が、たるみなく網戸を張ることが出来ます。

しかし、強ければ強いほど良いのかというとそうではありません。

網が引っ張りすぎてしまい、完成した網戸枠が歪んでしまうこともあるからです。

結局、たるみやシワがなく張るためには、網の目と枠が直角になることが一番重要だったりします。

網戸の張り替えに必要な道具について

網戸の張り替えに使う道具は必要最低限しか使いません。

刃が出てない安全カッターや網を切るハサミ、張るときに押さえる道具など、網戸メーカーはいろいろ便利道具を販売していますが、正直微妙な製品も多いです。

必要な道具は3点のみ。それと張替えの網とゴム。それだけです。

これがなくては始まらない網戸押さえローラーです。

写真のものは安いツインローラーを使っていますが、自分はこのエスコのプロ用ローラーが断然おススメ。

ローラーの径が大きく、持ち手も非常に握りやすいので体の体重を乗せやすく、とても楽にゴムを押し込むことが出来ます。手が痛くなりにくいです。

次に必要なものとしては、『内装用カッター』です。

この内装用カッターは壁紙の職人が良く使うものなのですが、網戸の網を切るのにも非常に適しています。通常のカッターより刃厚が薄く切れ味抜群です。

軽い力でスッっと網が切れていく感じはとても気持ちが良いです。

切れ味はすぐに落ちてしまうので頻繁に刃を折らなければならないのですが、たくさん使えるように刃を折る切れ目が多いので、コスト面でも優れています。

角の部分の網を切るために、奥に刃先を入れなければならないのですが、小型タイプの刃先の大きさがちょうどよいです。

またしても写真のカッターと違うじゃないかと突っ込まれてしまいますが、このお尻の部分にツメが付いているタイプがホームセンターの売り場からなくなってしまったので、泣く泣くl似たような形状のカッターを使用しています。

網の切断時にもゴムを押し込みたい場面は多々あるので、ツメ付きのカッターは重宝していたんですけどねえ…なくしてしまいました(´;ω;`)

後は『網戸クリップ』。

これがあると、最初の一辺を真っすぐ引くための位置取りが簡単に出来ます。

別にクリップならなんでも良いので先端が真っすぐで広口のクリップってあまり日常になりので、一つ買っておいても良いとは思います。

必要な道具は上記の三点だけ。

必要最低限の道具だけですので、作業効率+気持ちよく張り替えをする為の道具である、ローラー、カッターぐらいは良いものを買うことをおすすめします。

網戸の網の選び方

替え網の選び方の基準は主に3つ。

網目の細かさで選ぶ

網目の細かさの単位は『メッシュ』です。

1インチ四方の中にいくつの網目があるかを表した単位で、数が増えるほど網目が細かくなります。

18、20、24、30メッシュの4種類があり、おススメは24、もしくは30メッシュ。

これには明確な理由があって、梅雨時期に大量発生するコバエ(キノコバエ)を通さない大きさが24メッシュからだからです。

自分の家は新築時に20メッシュの網を使っていたため、普通に網目を通って部屋の中に侵入してきて、窓際が真っ黒、早朝に顔に張り付いてきてとにかく最悪でした…(´;ω;`)

通気性と防虫性のバランスが良い24メッシュか、絶対虫を入れたくない30メッシュかで選んだ方が無難だと思います。

網の丈夫さで選ぶ

普通の替え網の素材はポリプロピレンがほとんどなのですが、グラスファイバー(ガラス繊維)を使用した丈夫さを売りにした商品もあります。

熱に強く、タバコを押し当てても穴が開かなかったりとかなり丈夫で、メーカーも10年持つ替え網としてアピールしてますね。

ペットの爪でも破れない、丈夫さを売りにした替え網が『ペットディフェンス』。

替え網の中では最高レベルの丈夫さですが、欠点として網目が太くなるので通気性が悪いです。そして、網が太いので張替えに凄く力が必要になりますw

『ペットディフェンス』を使う場合は一回り小さいゴムを使用すると割合すんなり張り替えることが出来ます。ゴムの選択がちょっと難しいですね。(緩すぎて網が外れてしまわないように注意)

網の色で選ぶ

替え網のメイン色は『グレー』と『ブラック』です。

昔は『ブルー』なんて色もありましたが、今はほとんど見かけないですね。

以前はグレー色一択でしたが、最近の新築は『ブラック』が基本になっている所が多いです。

ブラックの方が光を反射しないので、見通しが良いです。しかし、外からも見えやすいのでプライバシーを気にする人には不向きと言えます。

グレーは白色に近い分、光を反射するので、中からも外からも多少見えにくいです。

この二つの特性をうまい具合に利用したのが、『銀黒マジックネット』という商品で網戸の外側が銀色、裏側が黒と、表と裏が違う色になっている替え網です。

家の中から外は良く見えて、外側から家の中は光の反射でほとんど見えないというわけですね。

結構値段は張りますが、目的がはっきりしている商品なので取り付けた人からはおおむね好評ですね。

網戸のゴムの選び方

網戸のゴムは2.5、3.5、4.5、5.5、6.5mmとあり、4.5mmあたりが一番多いサイズです。

しかし、サッシメーカーによってサイズはまちまちなので、必ず枠に使われているゴムを確認するか、溝をノギスなどで測りましょう。(ノギスで測った場合は中は広がっているので一回り大きいサイズのゴムを選びます)

一番確実なのはホームセンターの売り場にある見本のゴムの切れ端を持ち帰って、あてがってみて下さい。隙間がなく、かつ軽く押し込んでピッタリ入るサイズが適正です。

そこに網の厚さも加わるのでしっかりとゴムで押さえることが出来ます。

ゴムは細いと網を押さえることが出来ないので、迷ったら太いサイズを選んでください。

ゴムは引っ張ると多少伸びるので、多少太目のサイズでも押し込んでいれることが出来ます。

網戸張えローラーはなぜ左右で高さに差があるのか?

網戸ローラーは安いものから高いものまでありますが、基本的に右利きの人間が時計回りにゴムを入れ込んでいくことが前提で作られています。

そして、ローラーの内側の方が高く(円の外周が大きい)なっているのが分かります。

これは、高くなっている部分で入れ込むことで、ゴムが網戸を巻き込みながら入っていくように作られている為です。

真上から押さえ込むと内側の網戸も引っ張られて、網がピンピンに張られていくわけですね。

この原理を知っていると、ゴムを入れ込む時に逆手でローラーを持つという方法も意味があるのが分かると思います。

これも後ほど紹介します。

古い網の外し方

網戸の網は単純にゴムで押さえ込んでいるだけですので、ゴムの始点と終点が枠の角のどこかにあります。

大概は、左下の角から張替えを始めているはずなので、切り口部分に千枚通しなどの細長いものでゴムに引っ掛けて上に持ち上げれば、あとはゴムを引っ張るだけで外せます。

網が劣化してボロボロの場合は、ゴムの端を持ち上げたら、ゴムの下の網の部分をしっかり持って持ち上げることで、紫外線にあたってまだ丈夫な網ごとゴムを持ち上げることが出来ます。

よく網戸の破れをガムテープなどの粘着テープで簡易補修している方がいますが、のちの清掃が張替え以上に手間がかかるので、テープで補修するのはやめましょう。

網戸の表と裏、上と下の見分け方

網戸の枠の上と下の見分け方は簡単です。

ローラー(戸車)が付いている方が下、バネのようにサスペンションが付いている方が上です。

網戸の表(外側)は網戸を押さえる溝(ゴムを入れ込む所)がある方です。

上記で紹介した『銀黒マジックネット』なんかは表側を銀色の面で張らないと意味がありません。

一度張ってカッターで切ってしまうと張り直しが出来ないので、間違えないように注意してください。

網戸の張り替え 実践編

長々と前置きしましたが、実際に説明しながら張り方をご紹介します。

張り替えの始点はどこからやっても出来ないことはないのですが、個人的には左下の角から始めることをおすすめします。

理由は右利きの場合、ローラーが入れ込みやすいこと、網の上の方に手が当たる回数が多いため、切れ目が下にあった方が外れにくい(そんなには変わらないですが)ためです。

ポイントは網戸のほつれ止めしてある白い線と枠の外側のラインをピッタリ合わせた状態でクリップ止めすること。

ここが全ての基準になります。

張替えの始点で直角に合わせて下さい。

縦のラインだけでなく、横のラインも目測で良いので合わせます。

直角を合わせたら、2cmくらい下を余らせてゴムを真っすぐに溝に合わせます。

そのままローラーを乗せて、真上から押し込みます。

後ろのヘラで押さえ込む方もいますが、最初からローラーで押さえ込むことで、網戸の巻き込みのズレを極力なくします。

網目に沿って真っすぐ網が入れ込まれているのが分かります。

そのままローラーを滑らせながら一辺目を入れ込んでいきます。

左手は常に、白いラインが枠の端に沿っているかチェックしながら押さえます。

コツは網戸を引っ張りすぎないこと。常に少しだけ網に余裕を持たせてください。

網は基本的に網目に沿って真っすぐ溝に入り込もうとするので、自然な入れ込みの動きを妨げないようにするのがポイントです。

ですので、左手は少し先(5cm~10cmほど)前を白ラインを合わせながら軽く押さえるという感じです。

一辺目の端に近づいて来たら、二番目のクリップを外します。

クリップを付けたまま入れ込むと、クリップの抵抗で網が真っすぐ入らない為です。

終点まで真っすぐ入れ込んだら、角を直角に合わせます。

大体は少し網目が斜めになっているので、それを直す感じで左手の親指で網を左斜め下に引っ張りましょう。

角に余った網をまとめる感じです。

角の網がしわになっているのが分かります。このように角部分を引っ張って入れ込むことで、全体のたるみ防止にもなります。

ローラーのヘラ部分で押し込んで直角を作ります。

で、二辺目の最初なのですが、このまま網を真っすぐ入れ込むと内側の網戸を巻き込み過ぎて網目が斜めになってしまいます。

それを防ぐために、直角を作った直後は網を20°くらい右に内側にズラして入れ込んで下さい。

5cmくらい入れ込んだ状態。直角から真っすぐ入れ込まれているのが分かります。

そのあとの入れ込みは基本、網目を溝に対して真っすぐに合わせて入れ込んでいけばOKです。

二辺目もとにかく真っすぐ張ることが重要ですから、『ズレたかな?』と感じたらゴムを引っ張って再度真っすぐに入れ込みなおしてください。

キレイに真っすぐ入ってますね。

二辺目が終わった終点の角です。

最初の角と同じように、角に網を寄せて直角を作り上げましょう。

網の余裕がなくなってきているので、多少寄せるのに力がかかります。

三辺目からは網目を意識しなくても大丈夫です。

一辺目と二辺目が真っすぐに入れ込んであれば、左手で網を外側に軽く引っ張りながら張ることで、自然と真っすぐになります。

そして、三辺目を張るときはローラーを逆手に持ちます。

これはとくに力が強い男性に言えることなのですが、無駄に強く網を張らない様にするためです。

逆手に持つことで、『ローラーは外側の網を巻きこむ動きをする』『左手は網を引っ張る』と相反する動きにすることが出来ます。

バランスが良くなるんですね。この方法で張るようになってからどれだけ強く網を引っ張っても枠が歪むことなく張れるようになりました。

特に大きいサイズ枠の網戸を強すぎる張り具合で張ってしまうと、枠自体が歪んでしまうことがあるので、この方法を取っています。

しっかり左手で網を外側に引っ張りながら入れ込みます。

ゴムを入れていると自然と網目が斜めになっていくので、左手を少し手前に引っ張りながら直角に張っていくのがコツです。

18メッシュ~24メッシュぐらいの網目だと、強く張るとこのように網目がズレて少し見栄えが悪くなります。

張り替え自体に問題はありませんが、気になる人は引っ張る力を調整して入れ込んでいきましょう。

3つ目の角を入れる前に…

一番最初に入れ込んだ始点まで戻って、先に最初の角を入れ込んでしまいましょう。

こちらも直角になるように、引っ張る力が結構要ります。

ヘラでしっかりと入れ込みます。

四番目の角も同じように決め込みます。

3辺目を張った時と同じように、左手で網を外側に引っ張ってたるみを作らないよう、直角を意識してゴムを入れ込みます。

ようやく終点です。ここまで直角、たるみなく張っていれば、綺麗に収まります。

いったんゴムを全部入れ込んだら…

ゴムをいったん5cmぐらい外して1cmぐらい長めにゴムをカッターで切り落とします。

切り落とした先端を先にヘラ部で入れ込みます。

その後、ローラーで上から押しつぶす感じで最終的にゴムを入れ込みます。

少し長めで入りにくいかもしれませんが、長めに切らないと隙間空いてしまいます。

入れ込みにくい場合は、ヘラで端の方を押し込んで入れて下さい。

我ながら結構キレイに処理できました。ピタッと張れると気持ちが良いですよね!

ゴムを全て入れたら、網を切り取る前に最終確認です。

網を持ち上げて真横から目視で確認します。

たるみがあれば、明らかに網が波打っているのがわかりますので、その時ははみ出た網を引っ張って再度ゴムを入れなおすことで、たるみを治すことが出来ます。

ただ、出来ればやり直しをする必要がないように一発で張った方がキレイです。

網が波打つということは、どこかしらで網が直角よりズレているってことですからね。

ちなみに波打っているかどうかは手で触っても分かります。

明らかにボコっとしているので、その時もゴムを外して、網を外に引っ張り直しながら再度入れ込みます。

たるみを確認し終わったら、もう一度ゴム全体にローラーをかけます。

よっぽどありませんが、ゴムが浮いている場合がありますので念の為です。

いよいよ網戸の余りをカットします。

使うのは内装用の薄刃タイプ。出来れば1枚張るごとに刃を折って切れ味を保ちましょう。

刃をゴムの上に軽く当てて、45度くらいの角度で切ります。

ゴムの少し下を切ることで、はみだしなくキレイに網を切ることが出来ます。

刃の角度を固定したら、一気にスライドさせて網を切ります。

網目に対し真っすぐ張ることが出来ていれば、ヒゲと呼ばれる網の切れ端が出ることもありません。(斜めにズレていると、めちゃくちゃ出ます…)

端の網がまとまっている部分の切断がめんどくさいです。

刃をかなり奥まで入れ込んで切らないと、余分な網が残って目立ってしまうので注意です。

ちょうどセパレート(上下に分かれて網を張るタイプ)の網戸でしたので、分かりやすい画像が撮れました。

右のヒゲが目立ってますね。普通の角ならここまで目立ちませんが、一度切ってしまうと再度切るのは難しいので、なるべく奥に刃を入れて一発で切り取るのが大事です。

網目に対して真っすぐ張れているので切り取った後もヒゲはほとんど出ません。

枠に対して直角に張れているので、たるみもないです。

最終チェックです。ただここまでくるとやり直しは効かないので、このチェックは自己満足的な感じが強いですねw

網戸張替えのコツ まとめ

・網は網目を枠に対して直角にして張る。常に張るときは意識する。

・最初の一辺は白い線を枠の端に合わせながら、真っすぐに張る。

・網を入れ込む時は、網の自然な入れ込みに逆らわないように少し網に余裕を持たせる。

・角を入れ込む時は、網を角に集めるようにして直角を作る。

・一辺と二辺目は直線に張ることに集中する。三辺目と四辺目は網を張るように少し引っ張りながら張る。

・たるんだ所は一度網を引っ張ってゴムを外し、再度入れなおすことで、たるみを解消することが出来る。

・網をカットする時は刃を斜め45度にロックして一気にスライドさせて切る。

・長々と書いたけど、結局大事なのは『網目と枠の角度を合わせる』『適度に網に張りを持たせる』の2点だけだったりする。

いかがでしたでしょうか?

普段、自分が考えながらやっている網戸の張り替えを、長々と言葉にして説明しましたけど結構難しいですねw

もう少し伝え上手になりたいところです。

どうしても感覚的な所があるので、上記のやり方を念頭に置いたうえで枚数を重ねてみて下さい。

それではまた!

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