テレビの電波障害の原因がLED製の照明器具?!ノイズの影響はどの程度あるのか?

ホームセンター
スポンサーリンク

こんにちは!

ホームセンターにやってきたお客さんで、

「シーリングを点けると、テレビか見えなくなる!」

と、駆け込んでこられた方がいたんですね。

実際、照明器具がどの程度テレビの電波に影響があるのか調べてみました。

それではどうぞ!

LED照明器具(シーリング)で電波が悪くなったお客さんがやってきた

そもそも事の発端は

「お宅で買ったシーリングを点けると、一部のチャンネルが映らなくなる!」

と、半分クレームのような形で相談にやってきたお客さん。

男性で、歳は60代くらいの方でしょうか。

接客自体はまず真摯な気持ちで、先入観を持たずに「お客さんの話を聞くこと」が大前提です。

…大前提なんですけどね…正直接客業を10年以上やっていると、

「あーこの感じのお客さんは…言っている事が間違っている可能性ありだなあ…」

と何となく分かってしまうんですね。

もちろんこれが先入観だって言われると、身も蓋もないわけですが、一度話を聞いたうえで、仮説を立てる(予想する)と解決の糸口が見えたりします。

このお客さんの主張は

  • 自分はこの店でシーリングを買った。
  • そのシーリングを点けたり消したりするたびに、○○放送(地域のマイナーな局ですw)が映らなくなる。
  • 原因はシーリングしかありえない。照明器具で電波が阻害されるなんてことがあるのか?シーリング自体を他のメーカーに替えたい。替えたら電波障害が直るのか?

と矢継ぎ早に話したのですが、本当にシーリングを交換するだけで直るのでしょうか?

LED製の照明器具でテレビの電波障害は本当に起こるのか?

結論として

LED製の照明器具からは多少なりとも、電波(ノイズ)は発生している。

ということです。

これはLED製のものならなんにでも言えることなんですが、LEDは直流(DC)でしか光らすことが出来ない為、通常の電気が流れている交流(AC)を変換する器具が付いているんですね。

こいつが電波障害の原因です。

お客さんもうちに来る前に某大型家電量販店や他のホームセンターを回ったらしいのですが、そこで「中国産の安いLEDはノイズが大きい」と言われていたようです。

「ってかそれだけお店を回っていたのに、どこも解決策を出していなかったのか…」

と自分も半場諦めモードに…

しかし、お客さんは納得してくれそうにありません。

本当に中国製のLED照明はノイズがひどいのか?国内産なら安心なの?

お客さんの買った商品は、タキ〇ミ(ホームセンターや家電量販店でお馴染みのメーカー)製の商品でした。

全く同じメーカーの商品を買って交換しようとしていたので、それでは恐らく同じ結果になると忠告して阻止。(新しい製品でノイズ対策を施している可能性もないとは言えませんが…)

売り場にある外箱を見ると「日本製」の文字が。

ということは、中国製だろが、日本製だろうが、ノイズが出る商品は出る!ってのが正直な所。

これが、パナソ〇ック製とかなら、独自のノイズ対策をしていそうですが、お値段は1.5倍~2倍はします。

お客さんがシーリングをしきりに変えたがっていたのは、なるべくお金をかけずにテレビの電波障害を直したいからだそうで、高い製品を買っていたのでは意味がないそうです。

ウーム…困った。

LED照明器具以外でテレビの電波障害の原因は?

そこで一つ疑問が湧きました。

「ちなみに、お客様が使っているシーリングってどれくらい使ってらっしゃるんですか?」

「5~6年前くらいかなあ…」

えっ?それっておかしくない?

「シーリングの点灯が原因でテレビが見えなくなったのはいつからなんです?」

「つい最近だねえ…」

「……それですとシーリングが原因というよりは…最近なにか工事とかでアンテナとか、かまったりしませんでしたか?」

「テレビを増やしたねえ」

「………それが原因ですね」

それを先に言えよ!ってなりましたが、お客さん的にはシーリングが原因だ!って思いこんでしまっていて、テレビを増やしたことで電波が悪くなるとは全く思ってなかったとのこと。

常識的に考えるとわかるようなものなのですが…いや、多少自分が知識があるからそう思うだけで、興味もなく、アンテナもいじったこともない人からするとそんな感じなのかもしれません。

結果として、お客さんの電波障害の原因は

テレビを増設、電波を分岐したことによる「信号レベルの低下」が原因でした。

信号レベルがデジタル放送が映るか映らないかの境目まで落ち込んだ所に、追い打ちをかけるようにシーリングのノイズで映らなくなってしまった訳ですね。

お客さんの提案として、ブースターを使って電波を増幅することをおすすめしました。

以前、業者に「地上デジタルはブースターを使っても意味がないよ!」って言われたらしく、(本当にそんなことを行ったかどうか分かりませんが)

「ブースターを一回使ってみるわ!」

と、ようやく納得して帰って頂きました。

最初はどうなることやら…と憂鬱でしたが、結果としてLED商品のノイズについての知識が増えたので良しとしますw

テレビの電波障害の対策 まとめ

テレビ電波障害の対策をまとめます。

    • まずはアンテナの位置調整適正な「信号品質」の確保。そもそもここでちゃんと「信号品質」を確保していないとなにやっても意味がない。
    • LEDのシーリングからは多少のノイズは出ており、ノイズ対策をちゃんとしているメーカーでも完全にノイズをなくすことは難しい。そもそもLED製品のノイズに対する表記の義務がないので、対策をとっている商品を見つけることも困難。LED製の照明器具の交換はあまり期待できないと言える。
    • アンテナの場所をLED製照明器具から離れた位置に変更すると改善した例があり。
    • テレビの増設、位置替えによるケーブルの延長などの「信号レベルの低下」が原因であれば、ブースターの設置が効果あり。しかし、ブースターの設置はアンテナで適正な「信号品質」を確保していることが前提です。もともとの正しい信号を増幅することは出来ますが、品質の悪い信号を増幅しても意味がないってことですね。使うなら地デジ専用のブースターを使ってください。

 

いかがでしたでしょうか?

以外とLED製品の電波障害に対する解決策を探すとないもんですね…

最近はメーカーもノイズ対策をしっかり考えている所も多いので、よっぽど怪しい製品じゃない限りは多少のノイズは気にしなくてもいいと思いました。

それではまた!

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました